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統括代表社員挨拶


2020年春から続いている新型コロナウイルス感染症の影響も4年以上が経過し、世の中的には落ち着きを取り戻しつつあると感じていますが、受験生の皆さんも、着実に合格へ向かって前進されていることと思われます。監査法人業界も大手監査法人がグローバル企業を中心に顧客層のターゲットを絞り込む中、そのターゲットから外れる上場会社や上場準備会社等からは、過去に例が無い程、中堅監査法人が注目されています。このような状況下において、監査法人A&Aパートナーズは、被監査会社である上場会社数も35社を超えるとともに、7年連続で新規上場会社の監査業務に携わる等、今般、社会から期待される中堅監査法人の一翼を担っています。当監査法人は、無理な成長は行わない方針を掲げる一方で、着実に毎期の積み上げを実施してきた結果、直近10年間で業務報酬も約2.5倍まで増加し、更に職員等の定着率の高さもあり、現在、常勤の人員数も90名近くの規模まで成長してきています。このような堅実かつ高い成長が実現出来ている背景には、当監査法人の社是である「Be of good use(役に立つ)」及び社訓である「証券市場に対する貢献」「顧客に対する貢献」「仲間に対する貢献」が職員及びパートナーに浸透していることが挙げられ、顧客からの厚い信頼が確保されている賜物と考えます。

また、当監査法人は、「世の中から必要とされる法人となる」「メンバーが安心して働ける職場となる」ことを長期的な目標に掲げており、大手監査法人には無いクライアントとの距離感や中堅層のクライアント企業を大事に考え、我々自身も顔の見える組織を大切にしながら監査品質の向上や質の良いアドバイザリー業務の提供を目指しています。労働環境について、当監査法人は、広義のダイバーシティへの取り組みを実施しており、場所に関する多様性としてサテライトオフィスの利用を含めたテレワーク規程の導入、時間に関する多様性としてコアタイム無しのフレックス制の導入、時短勤務や各種の休暇制度の導入がなされています。更に、過労死防止の観点からも、有給休暇取得の促進や残業時間削減に向けた管理体制に加え、勤務間インターバル条項も規定化し、ワークライフバランスを重視し、働きやすい労働環境の提供に努めています。

現在、世の中は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ペーパーレス及び電子化の流れが加速しています。監査業界も同様であり、監査調書の電子化だけでなく、監査契約書・監査報告書・経営者確認書等も電子化が進むものと考えられます。このような中、当監査法人も業務で使用するPC・スマートフォン・Wi-Fiの貸与は全員になされ、電子監査調書の利用実績も15年に及び、情報漏洩防止のためのシンクライアント化等のセキュリティ強化も進んでおり、近々に電子認証による対応も可能な体制を目指しています。更には、近い将来、IT技術を駆使した監査ツールの導入といったことも検討しています。

最後に、受験生の皆さんは日々、公認会計士試験の受験勉強に励んでおられているものと推測いたしますが、先ずは、論文式試験合格を目指して頂き、試験に合格した暁には、まだまだ発展途上である当監査法人の一員に加わって頂き、10年後や20年後といった将来に亘り、当監査法人の中心として活躍して頂けることを願っています。